数あるデイサービスの中でも、
一風変わっているデイサービスが
富山型デイサービスです。
理念として「住み慣れた地域生活を応援する」
というものがあります。なるべく自宅で生活する
ことを大切にしながら、
サポートするというのが共通しています。
そのため特別養護老人ホームや
グループホームに入所するまでの一時的な
預かりを目的としている場合は入所ができません。
最後まで住み慣れた地域で生活したいという人が
入所できます。一般のデイサービスにはない特徴と
言えます。
高齢者だけでなく障害者や子どもの場合も同様です。
例えば、障害のある子どもがいて共働きの家庭の場合
学校が終わってから仕事が終わるまで
どこに預けるかが問題となります。
中には、引越しをする家庭もありますが、住み慣れた
地域で家族が生活するために、富山型デイサービスに
子どもを預けている親もいます。
このように、家族側も富山型デイサービスとは
どのような施設なのかを
理解しておくことが大切です。
また、障害のある利用者もいることを
理解しておくことが大切です。
一昔前の時代は、障害者は施設にいることが
当たり前で、一般の人が出会うことはほとんどありません
でした。そのため、高齢者も富山型デイサービスに入って
初めて会うことも多く、とまどうこともあり得ます。
このように、富山型デイサービスは
良い事ずくしだけでなく合わない人もいます。
特徴をよく理解していくことが大切です。